OFFCIAL BLOG
Adventure of my life

「2017年」の記事一覧

心の壁に気付いて!

私の仕事は、人の問題解決。
だから”問題”からしか仕事が始まらない。
組織の問題、人の問題、個人の問題。。。。

つくづく思う。

人は、変化を望みつつ、変化を怖がる。
ビジョンが描けたら、わくわくして、前に進むかと思いきやそうはいかない人がいる。
いざ、進めると、現実のやることの多さに、うんざりしてしまい、できない自分しか
イメージ出来なくなり、どんより。。ということもよくある。

同じ壁でも「やり方を探そう、やってやれないことはない!」と思って向かうのと、
​「無理だと思う、難しい、やれないな」って思って向かうのと、
​取り組む前から答えがわかる。
​自分が無理だと言っているのですから、無理なことしか起こらない。
​もちろん、向かうエネルギーが違う。

​となると、現実や状況、人や環境のせいではなく、実は、
​心の壁や考え方の壁の方が大きい問題だったりするのです。

​心の壁に気付き、見えないその壁に押しつぶされないように、一つ一つ
​ゆっくり冷静に、一歩づつ、続けていれば、道は開けるのではないかと思うのです。

 

 

自分の心がよく見える旅

 10日間のモンゴルの旅を振り返る。 
空港に着いたらガイドが来ない。ゴビ砂漠へと向かうランドクルーザーが、途中で故障し動かなくなるトラブル(笑)
急遽ドライバーの方が手配してくださったのが、ロシア製のクーラーなし、窓開かない恐ろしい旧型の車・・・・。
その揺れたるもの、一瞬でも眠ったらむち打ち間違いなし。という恐ろしい揺れ。 
しかし、文句言っても何も変わらない(^^)この国で起こることは、受け入れ楽しめと 

いきなり言われたような旅のスタートでした。 
ゲルに初めて泊まったけれど、ここには生活の知恵が詰まっている。 
ツーリストキャンプということもあり、思ったより快適。そして、平原、砂漠の気候の変化は激しく、砂丘に登った途端 
砂の嵐に見舞われ、砂にどんどん自分の体が埋まっていき、死ぬかと思った。 
自然の恐ろしさを体験。その後、雨が降ったり、雷が鳴る響く。しかしその稲妻は、見事で美しい。
 地平線から昇る朝日と沈む夕日。 大地に立っている自分を感じる。
瞬時に変わり続ける自然の織り成す芸術に毎日感動の日々でした。 
 
遊牧民の暮らしを知ると、動物とともに暮らし、動物たちとのつながりは、家族のようです。 
そして動物たちも綺麗で、可愛い!!! 
話ができるんじゃないかと思うくらい語り掛けてくる。言葉は交わさなかったが、つながった気がした。
彼らはこちらの心がわかるようです。 
子供たちも、純粋で、上手に馬に乗る。モンゴルの遊牧民たちは、まず子供のころに馬に乗ることから学ぶようです。 
負けずと乗馬、そしてラクダにも乗ってみた。
不思議と、この地の馬もラクダも、人なれしているのではなく、人と通じやすい感じがした。
短い時間でいとおしさを感じてしまうのは、私だけではなかったようだ。
野生で育っている彼らは、あらゆる意味で綺麗だった。 
 
モンゴルの大自然を満喫し、生きとし生けるもとのつながりと、生きる強さと学ばせていただいた今回の旅。
素晴らしい芸術は沢山あるけれど、私は、大自然が織りなす景色は、その時しか見ることのできない、最高の芸術。 
恐竜の化石も手に取れるくらい古代のものがそのまま残っている土地。タイムトリップするようなことがよくあった。 
モンゴルの歴史を知ると切なくなる。島国である日本では、体験することのない歴史がそこにあった。
いろんな施設に行くと日本が支援しているものによく出会った。
少しでも、日本が力になっていることが少しうれしかった。 国を出ると、皮肉なもので、自国のことを思うようになる。
国を出て、自分の国の誇りを感じたいと思うようになる。
そして、自分の知らない世界がどれだけ多くあるのかを思い知るから、謙虚になれる。
こうして旅をさせていただける環境と支えてくれている方々に、深く感謝の気持ちを持ちながら、
帰りの船に乗りました。飛行機が遅延し、最終のバスに乗れるかどうか最後までいろいろありましたが、
無事帰国。留守中ご迷惑をおかけした皆さま、有難うございました。

大陸の真ん中に

今日から、中国を経由してモンゴルに10日間滞在します。

いつも、ここ!って行き先は自分の目の前にやってくる。

こんな旅を一年に一回はしようと決めて10年、欠かさず続けている。

海外に出ると、私は、日本人であることの素晴らしさや、

日本人が無くしてしまったものに気づかされる。

今回は、

遊牧移住生活・ゲル・砂漠。日本には、ない環境。

歴史を辿ると、モンゴル民族は、強かった。と言われているが、

強くないとあの環境では生き残れなかっただけなのだとも。。

なぜ遊牧して移動生活?

日本のように農耕ができない気候に土地。雨も少なく

植物が育たないから、草を求めて移動生活。馬や羊を育てて

食べる。野菜を食べないのになぜ強い。なぜ健康でいられるのか。

たくさんの知恵がそこにはある。

そして、目に見えない力は肉食になると衰えると言われているのに、

彼らは、肉を食べてもその力が衰えないという民族なのだそうです。

それは自分たちが育てた動物の命を頂くことへの、思いや、精神性から来ているという。

私は、観光旅行はもういいと、10年前に思った。

地球で暮らす精神性の高い人との出会い・日本にない地球を知りたくて、

感じたくて、国を出る。

今回の旅もどんな出会いがあるのか、そして、

文明経済が発達したこの時代になっても、先人達の残したもの、

自然の力、地球の歴史を感じられたら嬉しいです。

いって来まーす。