OFFCIAL BLOG
Adventure of my life

「仕事」の記事一覧

働き方を見直す

ロイヤルホストが深夜営業をやめるという。
人手不足など様々な理由があるのだと思うが、
このニュースをどう受け止めるか人それぞれだろう。

私は、不便になる人もいるかもしれないが、
人間の本来の生き方に戻っていくようで、
良いなと思う。

北欧に行ったとき、働く人の時間と過ごし方に
驚いた。
店は早く閉まるし、休みも多い。でも、人は豊かに過ごしていた。

便利なものはたくさん増えたが、それと同時になくしてしまったものも
多いのでは・・・。

離島や後進国に行くと思う、なんて夜が長いのかと・・
同時に星や月の美しさ、澄んだ空気の気持ちよさ。
太陽が沈み、また昇ることを喜び、その景色の美しさに
感動し、宇宙のサイクルに合わせて生きている自然さを味わう。

都会では感じられない豊かさがそこにあった。

何を選択して生きるのか。
働くことも生きがいや、やりがいという幸せの中に成り立っている必要があるし、
家族や友人、プライベートな時間をどう幸せに過ごすのかも、大事である。

その幸せの形は人それぞれだから、自分がしっかり選択する必要がある。
最近は、2流を生きる幸せを選択する人が増えたという記事も読んだ。
先人たちは、そういう意味では若者に自分の幸せ感を押し付けてはいけない
とつくづく思う。

世の中が、少しずつ、人間として正常に・・という方向に動いている動きを
感じます。

 

何を選択する?

秋はいつも、研修続きの日々を送る。
様々な業種、立場、人達と出会う。
勿論、業界によって雰囲気も、価値観も違う。
私の仕事は、スキルではなく、在り方や本質的なことを
伝えている。そうすると決めたから。
浅く聞けば、綺麗ごと。本質的にとらえ、今どう生きようかと
本気で考える人には、きっと、胸に刺さる。
目を背けてきた人には、嫌な気持ちをおこさせる。

いずれにせよ、リスクだらけだ。
スキル、知識、ノウハウに、心が痛んだり、苦しくなったり、
攻撃したくなったり、イラッとしたりするものは少ない。
人の価値観に踏み込んでいくことが、どれだけ、怖いか。。笑

だから、身近な人、社内の公開講座でしか本気出してこなかった。

たまに、スキル研修もいいかな・・と思ったりして、
やってみたが、私は、続けたいと思わなくなり、結果続かなかった。

そんなことを、気にもせず、生き方、在り方を主張しておられるかたは、沢山いる。
それは、成功しているから。支持者が多いから。立場があるから。有名だから。
などと、自分の弱さを隠すため、言い訳を探してきた自分もいる。

笑ってしまう。

今月、飛騨の山で、決意したことがある。
もう、リスクを取りながら、仕事をするのをやめると・・。

本気で、魂に語りかけていくと。

今週、エージェントの方から
「ちょっとパワーアップしてません?」「なんだか磨きがかかったんちゃいます?」
そんな風に言われました(笑)
そんな風に写るんだ・・。

ミッションを語るなら、自らミッションを生きていなくて、
語ることはできない。よね。

生きているだけで

北陸・飛騨の実習を終えて、大阪に戻る列車の中です。
「生きているだけで人の役に立つ存在になれ!」
以前、師匠に机を叩いて言われた言葉。
 
意味が分かったつもりで過ごしてきたが、いつも何かのときに
立ち上がってくる言葉。
今回の旅は、それがどういう事なのかを、深めていただく
旅でもあった。
 
起こる事全てが、私に語りかけてくる。
出会う人達が、見せてくれた、教えてくれた。
 
泊まったお宿のお父さんが、
「わしら、この仕事何の為にやっているのかというと、
 ボケ防止じゃ〜あはははは」
「これ飲んでな〜これ持ってけ〜これも食べ!手作りだから
 あははは」
 
心の底から、やれる事を楽しんで最善を尽くしてくれている。
女将さんも
「ありゃ〜〜ごめんね〜!私パバタバタしとるねー。あははは」
「これ運んでくれる〜〜、あっご飯これなんよ。」
 
朝の出発時間が早い事を伝えてなかった為に、段取りを思いっきり
狂わせてしまったのだが、咎め心をみじんも感じさせず、
腹の底から笑って人の力を借りているその姿に、沢山の元気や
生きる喜びを与えている姿がそこに合った。
損得・打算・駆け引き・自分のルール・・商売だが、
こういったエネルギーを感じさせるものは、なかった。
「お母さん!代金払わないと?」とこちらが言うまで、
忘れているし(笑)
「そりゃえらいこっちゃ!それはもらわなあかんわ。
 あはははははは」大爆笑。
 
気持ちが良い。単なる道楽ではない事も、
商売としてやっている事も
このエネルギーからわかる。
本来のビジネスとはこうあるものなのだろう。
原点を教えていただいた。
 
都会にあるビジネスとは、形は同じでも、質が全然違う。
こんなふうに仕事をしていける自分になるために、また
努力していこうと思わせていただいた。
ありがとございました。