どん底の時
- 2017年01月19日
- 仕事
アナウンサーを目指していたころ、どん底の時期があった。
その時、辛いこと、苦しいこと、悔しいこと、お互い一人暮らしをしながら、
頑張っていた時代の友人と、いろいろあり、10年縁が遠くなっていた。
友人ではあるが、ライバルでもあったんだと思う。
どん底から同時に抜け出せるわけではない。そのタイミング
がずれると、さびしいですが、どうも、すれ違っていくものなのだという事を
体験させてもらった友人。行方が分からなくなっていたので、連絡も
こちらからは取れなくなっていた。年賀状の季節になると、
届かない年賀状を見ながら、どうしているのかな・・。
と思い続けてきた。
その友人がら連絡が入った。
正直びっくりしたけれど、嬉しかった。
今は、彼女らしい生き方をしている報告を受け、
自分の事のように嬉しかった。本当に良かった(涙)
気が付いたら月日は流れている。それぞれの暮らしの中で
色々な体験をしながら、それぞれ生きてきたんだなあと短いやり取り
で思った。
私が大事にしていること。
「人とのご縁は、相手から切られたとしても、自分からは絶対切らない」
そう、縁というのは、表面で見えているだけではないから。
私たちはつながりの中で生きている。そして、日々人は成長している
し、変化している。距離は遠くなっても、また、近くになる日も来るかもしれない。
その人につながる見えない人たちも沢山いる。どこでどうつながっているかわからない、
出会いなのだと思っている。
だから、相手に切られたとしても、自分は切らない。
未熟な頃の自分を、共に笑いながら振り返られる日は、
前を向いて生きていたら、来る。
そう信じている。
それが、本当だよ。って教えてくれる出来事。
友人に限らず、気になっているが、縁が遠くなっている人達も
沢山いる。
そんな人たちとも、また会える日が来るって、信じられる
出来事でもあった。ありがとう。
近い未来、顔を合わせてこの10年間を
話せる日が来ると思う。
その日を、楽しみにしています。