絶海の島にて
- 2021年02月23日
- 仕事
東京から24時間船での航海。一週間に1便の運航。
海は良く荒れるので、欠航も多い。小笠原諸島への旅。
行ってみたい場所ではありましたが、仕事の状況を考えると1航海でも6日間必要で、
もう少しと思うと、12日間必要になる・・・となると、
なかなかいくことに決心がつかなかった。
また、費用面で見ても、この金額必要なら、海外に十分行ける”(-“”-)”
と思うと、なかなか行けなかった場所。
マリンスポーツも苦手で、そこに目的がない自分にとって、
島と海の生活は、なかなか過酷。
でも、自然のエネルギーに触れたくて、行きたくなってしまう。
今、大阪をはじめ、都会に出ると、コロナのリスクと背中合わせ。
今しかないのでは・・・・とふと思いつき、動いてみた。
こんな時に・・という人も多いと思いますが、
行き先が受け入れ拒否ならばしかた
ないと思い、問い合わせたら、PCR検査を受け、陰性だと、
島に入れるということでした。それならば、こちらの方が自粛できるな・と思い、
検査を受け、無事に乗船できました。
島の周囲全てがとにかく絶景で、また、人がほとんどいない。
クジラも身近で見ることができ、ボートもチャーターして、普通の観光船
ではいかないところに連れて行ってもらい、原付で、島の山々を走り回り、
島の野菜やフルーツを地元の人にお話聞きながらいただいたり、食事がとにかくおいしく、
本当に贅沢な時間でした。
いつも思うのですが、写真にどれだけ納めても、肉眼で見ている絶景は
カメラには収まらない…(苦笑)
命ある限り、どれだけのものを目にし、耳にし、体で感じて生きることができるだろう‥
昔から、知らない世界を知りたいという好奇心は人一倍あった。
地球は広い 今回2600年も前の地層や、この島にしかない植物など、太古の地球を感じる
日々でした。
24時間大荒れの海を航海し、寝てるしかできなかった船ですが、間もなく神戸に到着です。