OFFCIAL BLOG
Adventure of my life

生きているだけで

北陸・飛騨の実習を終えて、大阪に戻る列車の中です。
「生きているだけで人の役に立つ存在になれ!」
以前、師匠に机を叩いて言われた言葉。
 
意味が分かったつもりで過ごしてきたが、いつも何かのときに
立ち上がってくる言葉。
今回の旅は、それがどういう事なのかを、深めていただく
旅でもあった。
 
起こる事全てが、私に語りかけてくる。
出会う人達が、見せてくれた、教えてくれた。
 
泊まったお宿のお父さんが、
「わしら、この仕事何の為にやっているのかというと、
 ボケ防止じゃ〜あはははは」
「これ飲んでな〜これ持ってけ〜これも食べ!手作りだから
 あははは」
 
心の底から、やれる事を楽しんで最善を尽くしてくれている。
女将さんも
「ありゃ〜〜ごめんね〜!私パバタバタしとるねー。あははは」
「これ運んでくれる〜〜、あっご飯これなんよ。」
 
朝の出発時間が早い事を伝えてなかった為に、段取りを思いっきり
狂わせてしまったのだが、咎め心をみじんも感じさせず、
腹の底から笑って人の力を借りているその姿に、沢山の元気や
生きる喜びを与えている姿がそこに合った。
損得・打算・駆け引き・自分のルール・・商売だが、
こういったエネルギーを感じさせるものは、なかった。
「お母さん!代金払わないと?」とこちらが言うまで、
忘れているし(笑)
「そりゃえらいこっちゃ!それはもらわなあかんわ。
 あはははははは」大爆笑。
 
気持ちが良い。単なる道楽ではない事も、
商売としてやっている事も
このエネルギーからわかる。
本来のビジネスとはこうあるものなのだろう。
原点を教えていただいた。
 
都会にあるビジネスとは、形は同じでも、質が全然違う。
こんなふうに仕事をしていける自分になるために、また
努力していこうと思わせていただいた。
ありがとございました。

何のために・・


週末は、心と魂の長く深い旅に出させていただいた。
 
「なんのために生まれてきたのか」
 
辛いときに子供の頃いつも心の中でぐるぐる廻っていた
問い。
 
自分に答えを見つけてきたつもりだったが、
その時その時に受け止められる範囲での答えだったのだと
今わかる。。
そんな一生懸命だった自分が馬鹿だな・・とも思うが、
愛おしい。
 
週末のワークをガイドさせていただきましたが、
ほっと、役割と責任という肩の荷をおろしたら、自分の
事が、湧き出てきてとまらない。
 
何の為に生まれてきたのか。
その答えが、魂の声が聞こえ
あたたかいものがわき上がってきた。そこに辿りつく、3日間だった。
 
参加者の言葉全てが、自分の事だった。
起こる事全てが、成長への学びだった。
 
そして、
「大切な事は、傷みの中にある」という事も
再確認をさせていただいた。
 
自分の力などもともと何もない。いつしか錯覚する。
でも、人間を超えた大いなる者から学び、教えていただける事は
山ほどある。その真理を私達は分かち合っていただき、
ただ伝えているだけなのだと。
 
そう、もし、努力して自分に備わった力があったとしても、それすら、
いただいた物でしか無いのだと。
 
「自分が・・・」この言葉を主語にどれだけ、おこがましく
生きているのだろう。
 
でも、確信を得た事がある。大宇宙は、愛と調和のつながりの中で
動いている。そして、そのつながりの中にいれば、恐れるものは何も
なく、歓喜の世界しかないのだと言う事。
現世的なものが、全部なくなったとしても、何も困らないのだろう。
お釈迦様や菩薩様 イエスキリストやモーゼ・・・
先人達がどんな境地で肉体を持つ間生きていたのか。そのカケラ
でしかないが、すこし、感じさせていただけた。
 
言葉の大切さ、言葉の難しさ、限界。
伝える事の難しさ、受け取る事の難しさ。
沢山の新しい体験をさせていただいた。
 
こうしてともに体験し連れて行って下さった皆様、フォローし
助けて下さった事に、心から感謝しています。
 
そして、改めて、こう思う。
 
先生 と呼ばれる事が多くなった私の仕事ですが、
特別な存在でなく、一番身近で、身を以て体験をし、
失敗を繰り返しながら、進化しようと努力をし続け
ている人間らしい存在でありたいと・・・。

恐れなくまっすぐな人

ある人に、三神さんちょっとお話が。。。
と声をかけられた。これからのビジネスの事を情熱的に語ってくれた。

「魂とつながっていること、大事ですよね!三神さん、そういう人でしょう、
 ノウハウ・テクニックじゃないんですよ・・・宇宙が、これからの地球が・・。」

とこんな調子で、魂や使命や在り方や生き方や神々という言葉を、堂々と口にして
語る方。ある意味、衝撃を受けた。

私は、同じ事を思っていても、いや、そこに軸足をおいて仕事をしている
にもかかわらず、目に見えない物を堂々と語る事を躊躇している。

長きにわたり、「怪しい、危ない、地に足着いてない」等という言葉を耳にしてきたせい
もある。自分の経験もある。
しかし、彼を通して、ふと思った、社会的に少しでも、ネガティブに言われる要素を排除しようとしてきた結果、
自分の本当は、分かり合いたい人に、伝わっていないかもしれないと。

自分が体験してきた事、自分が確信を持っている事を、堂々と表現して生きる。
私が次に進まないと行けない場所なのだろう。

出会いに感謝します。