OFFCIAL BLOG
Adventure of my life

「2019年4月」の記事一覧

終わりと始まりの日に

平成最後の人、令和が始まる日。その日を自分だけの時間を持ちたくて、2日間休みを取りました。

そして、休み明け私の’令和’は、神社ツアーガイドの試験から始まります。ガイド試験の神社が、自分の産土神社と、結婚式を挙げた神社に、偶然なりました。いづれも、人生の二大節目に、神々に報告に行かせていただいた場所。

これから歩む人生の、3度目の神々に報告させていただかないといけない私個人の節目なのだと、ハッとする。私は、神々に、許可をいただかなくてはならないことがあるのを忘れていた(≧∀≦)

その機会をいただいたようです。

そして、令和最初の仕事は、私が一番大切にし、自分の源となっているワークショッププログラム、『コアバリュー』の交流会と、アドバンスコースが、20年お世話になっているキャンプ場でやる事になりました。私の原点となっている場所であり、成長の足跡が詰まっている場所。思いは深い。

そこから、スタートできる偶然のような、必然に、有り難く、流れを感じます。

そして、今日は、珍しくテレビをつけながら、自宅のまさに、年号末大断捨離です!

内側から発動するもの

今期、かねてから言っていた新事業に向かっていろいろ動くと
見えてくるものや、勉強になったことがある。
何年何をやってもわかっていないことがあると、
謙虚に学ぶことを突き付けられる日々です。

今日は、『プロフェッショナル100人の流儀』(弊社刊)
という本の中に「内発力」というテーマで書かれている
ものがあり、そうだな…って思ったから、
紹介しますね。

人間国宝の講談師、一龍斎貞水さんの言葉。

「教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、
教えたってできない」。

そして、こうつけ加える。

「僕はたまに”貞水さんはあまり後輩にものを教えませんね”って
言われるけど、僕らは教えるんじゃなくて伝える役。

伝えるということは、それを受け取ろう、
自分の身に先人の技を刻み込もうとするから伝わっていく」

銀座の鮨屋。「すきやばし次郎」の主人、
小野二郎さんも言う。

「教えてもらったことは忘れる。自分が盗んだものは忘れない」

内発力のないところにいかなる成長もないことを
二人の先達の言葉は教えている。

最後に、侍ジャパンの監督を務めた小久保裕紀さんが、
イチローについて忘れられない思い出があると
『毎日新聞』に書いていた。

小久保さんはプロ二年目に本塁打王を獲得。
だが天狗になり、翌シーズンは散々。

一方イチローは三年連続の首位打者へ驀進中。

《その年のオールスターゲーム、
外野を二人でランニング中に彼に聞いた。

「モチベーションが下がったことないの?」。

するとイチローは私の目を見ながら
『小久保さんは数字を残すために、野球やっているんですか?』と言った。
『僕は心の中に磨き上げたい石がある。それを野球を通じて輝かしたい』自分はなんと恥ずかしい質問をしたのかと、顔が赤くなった。
彼の一言で「野球を通じて人間力を磨く」というキーワードを得た。

内発力で生きている人間の真骨頂をこのイチローの言葉に見た。
というお話。

「自分の心の中に磨き上げたい石はなにか?
また、「本気で学びたいことはなにか?」内側から湧き出てくるものからでないと、きっと事はなさないということだと深く自分に再確認をさせていただいた。

ありがたいな・・。

心強き人

強い人とは、自分に向き合う力のある人だと言う。

言い換えれば、自分の未熟さ、無知、非力さ、間違いなどを、謙虚に受け止められる。

誰かに言われた。誰かにやられたと、人のせいにした立ち位置で、被害者の立場をとり、失敗や無価値な結果を誰かのせいにして逃れたり、自分を守ったりしない、自分の選択だと、起こっていることを、引き受け対処する。

それでも、自分の中のネガティブな感情や思考を、ちゃんと客観視して、手放す事ができる。

心強き人ってこんな人なんだろうと思う。

自分のことは見えない。だから、伝えてくれるひとや、見せてくれる人、そして、身体からのメッセージをちゃんと受け止めること、大事です。